部屋はどの方角が良い?それぞれの方角のメリット・デメリットをご紹介
引っ越し先を探すとき、お部屋の方角によって住みやすさが変わることがあります。
方角は家の運気にも関わることがあるので、風水的に良いお部屋を選ぶこともポイントです。
今回は賃貸物件における鬼門と裏鬼門、南向きと北向き、それぞれの特徴やメリットについてご紹介します。
今の住まいから引っ越しをお考えの方や、賃貸物件で方角を重視したい方はぜひご参考になさってください。
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お部屋の方角の一つ鬼門と裏鬼門とは?
まずは、鬼門や裏鬼門とはなにかについて解説します。
鬼門と裏鬼門の鬼門とは?
鬼門と裏鬼門の鬼門とは、お部屋の中心点から見て北東の方角のことです。
その名称のとおり、鬼(邪気)が入ったり出たりするほうを指します。
鬼門はもともと中国の考え方で、北東は十二支の丑虎が陣取っている方角です。
丑と鬼にはツノがあり、身に付けている履物もトラ柄のイメージではないでしょうか。
このような理由から、北東の方角は鬼門と呼ばれ、お部屋には北東から鬼が入ってくると考えられるようになりました。
ただし、起源は歴史上の情勢や、地形の問題など諸説あります。
それが日本で陰陽道や神道などの影響を受けて、不吉な方位として徐々に広まっていきたということです。
鬼門と裏鬼門の裏鬼門とは?
鬼門と裏鬼門の裏鬼門は、鬼門の反対側の方角である、南西を指します。
南西は、干支でいう申未が陣取っている場所です。
陰陽道では北と西を「陰」、東と南は「陽」としています。
北東と南西は陰陽の狭間で不安定になるとされ、鬼門と裏鬼門がセットで不吉な方角といわれているのです。
お部屋の鬼門と裏鬼門の調べ方は?
先述のとおり、北東は干支でいう十二支の丑虎が、南西は申未が陣取っている方角です。
丑虎や申未は、十二支として生まれ年を表したり、年賀状に書いたりすることが多いことと思います。
しかし、昔は方角や時間を表す単位としても使用されていました。
現代の単位で表した場合、鬼門と裏鬼門は15度~75度、195度~255度です。
鬼門と裏鬼門で設置を避けるべき間取りとは?
家相において、鬼門と裏鬼門には三備(玄関・キッチン・トイレやお風呂)を設けるべきではないといわれています。
家相とは、間取りによって、そのお部屋に住む方の運勢に影響が出るという考えです。
玄関やキッチン、トイレやお風呂といった水回りは、生活するうえで重要な役割がある場所となります。
そのため、鬼門と裏鬼門に配置すると、家相が凶相になる恐れがあるでしょう。
反対に、寝室や子ども部屋は家相への影響が少ないお部屋のため、鬼門と裏鬼門にあっても問題ないとされています。
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方角の一つ南向きのお部屋に住むメリット
続いて、南向きのお部屋に住むメリットについて解説します。
南向きのお部屋に住むメリット1:日当たりが良い
メリットとしてまず挙げられるのが、日当たりが良いことです。
南向きは4つの方角のなかでもっとも日照時間が長く、昼間は電気を点けずに過ごすこともできます。
冬でも太陽光がお部屋のなかに差し込むため、暖かく過ごせるでしょう。
赤ちゃんがいるファミリー世帯や、リモートワークなどで、日中家にいる時間が長い方に適しています。
また、南向きのお部屋なら、ガーデニングを楽しめるのもメリットです。
ベランダやお庭の日当たりも良いので、お花や野菜を育てる楽しみができます。
南向きのお部屋に住むメリット2:洗濯物がよく乾く
洗濯物がよく乾くことも、南向きに住むメリットの一つです。
先述のとおり、南向きは日照時間が長いため、ほかの方角に比べると洗濯物が乾きやすくなります。
厚手のタオルやデニムのズボンなども、しっかり乾くでしょう。
「うっかり寝坊して朝洗濯ができなかった!」となることもあります。
そのときの気温や湿度などにもよりますが、南向きなら昼間から洗濯物を干しても乾きやすいのがメリットです。
南向きのお部屋に住むメリット3:布団やシーツもカラっと干せる
メリットとして、布団やシーツもカラっと干せることも挙げられます。
南向きのお部屋は、洗濯物だけでなく布団やシーツを干すのにも適しています。
布団にこもった湿気を素早く逃がせるので、気持ちよく寝られるうえ、カビが発生するリスクを減らせるでしょう。
南向きのお部屋に住むメリット4:暖房費を節約できる
暖房費を節約できることも、メリットの一つです。
先述のとおり、南向きのお部屋は、冬でも長時間室内に太陽光が差し込みます。
そのため、ほかの方角に比べて暖房費を抑えることが可能です。
近年の物価高にともない、光熱費の値上げに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
とくに、ここ数年の日本の夏は、冷房を付けっぱなしにするくらい暑いことと思います。
冬だけでも光熱費が抑えられれば、家計の負担も軽減できるでしょう。
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方角の一つ北向きのお部屋に住むメリット
最後に、北向きのお部屋に住むメリットについて解説します。
北向きのお部屋に住むメリット1:太陽光が直接入ってこない
メリットとしてまず挙げられるのが、太陽光が直接入ってこないことです。
北向きは南向きと違い、日照時間がない方角となります。
しかし、1日をとおして柔らかな光が入ってくるのが特徴です。
そのため、勉強をしたり細かい作業をしたりといったことに適しているでしょう。
リモートワークをしている方や、パソコンを使う方は作業のしやすさを感じるかもしれません。
モニターの画面に、光が反射することも少ないといえます。
北向きのお部屋に住むメリット2:夏場は暑くなり過ぎない
夏場は暑くなり過ぎないことも、メリットの一つです。
北向きのお部屋は、太陽光が室内に入ってこないため、夏でも暑さを感じにくくなります。
先述のとおり、ここ数年の日本の夏は、冷房を付けっぱなしにするくらい猛暑日が続きます。
日中だけでなく夜間も暑いため、寝苦しさを感じる方も多いのではないでしょうか。
夜間でも暑いのは、外気温が高いことだけでなく、日中にお部屋のなかに蓄積された熱のせいともいわれています。
太陽光が差し込まない北向きなら、夏場でも快適に過ごしやすいでしょう。
北向きのお部屋に住むメリット3:家具やカーテンなどが日焼けしにくい
家具やカーテンなどが日焼けしにくいことも、メリットの一つです。
北向きのお部屋は、南向きに比べて弱い光がお部屋に入ることになります。
そのため、大切な家具やカーテン、本や雑誌などの日焼けを防ぐことが可能です。
北向きのお部屋に住むメリット4:家賃が安く設定される傾向にある
メリットとして、家賃が安く設定される傾向にあることも挙げられます。
北向きのお部屋は南向きに比べて、日当たりが期待できないのがデメリットです。
洗濯物やお布団が渇きにくかったり、冬は寒くなりやすかったりすることも、デメリットとなるでしょう。
そのため、ほかの方角と比べて需要が低く、あまり人気がないのが現状です。
その分、家賃が安く設定されている物件も多いため、住居費を節約したい方は北向きのお部屋を選ぶと良いかもしれません。
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まとめ
鬼門はお部屋の中心点から見て北東の方角のことで、裏鬼門とは南西の方角を指し、セットで不吉な方角といわれています。
南向きのメリットは、日当たりの良さや洗濯物がよく乾くこと、ガーデニングを楽しみやすいことや暖房費が節約できることなどです。
北向きのメリットとして、夏場は涼しく過ごせることや、家賃が安く設定されていることなどが挙げられます。
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