日本最古の遊園地の画像

日本最古の遊園地

地元ネタ

創業時から営業を継続している、日本最古の遊園地が大阪にあります。

京阪神にお住いの方なら一度は足を運んだことがあるのではないでしょうか。

通称『ひらパー』こと、『ひらかたパーク』です!

私も、子供の頃には何度も通いましたし、また結婚をしてからも、子供たちを連れてよく遊びに行っています。

開園は今から112年前の1912年。初代通天閣の建設が大正元年ですから、ものすごい歴史がありますね。

日本で一番最初の遊園地は、1853年東京に出来た『浅草花やしき』。しかし、戦時中、空襲に備えるために木造建築は全て取り壊されたため、継続出来なかったそうです。

さて、ひらパーも112年の歴史の中には、何度も苦境に立たされ、閉館のピンチがあったことを知りました。

開業当初の目玉企画は菊人形展でした。戦時中の混乱も乗り越え、高度経済成長に入った1964年には、年間来場者数は100万人を突破。74年には過去最高の160万人まで増えたそうです。

96年に大規模改装を行い、親しみやすい名前『ひらパー』と呼ばれるようになりました。

しかし、2001年のユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオープンを機に、関西では甲子園パーク、宝塚ファミリーランドなどが閉園。各地の遊園地が苦戦を強いられてしまいます。

ひらパーも、職人の高齢化により、伝統のある菊人形展が終了し、一時期は来園者数が90万人を割り込んだといいます。

しかし、ひらパーは、多額の投資をしなくても集客できるパーク作りとして、様々なアイデアを打ち出しました。

その一つが、ひらパー兄さんの存在でしょう。広告塔としてひらパー兄さんに、枚方市出身の、もとV6岡田准一さんを起用。これが話題を呼びました。

パーク内でも、アイマスクをつけて絶叫マシーンに乗る企画など、アピールも面白い。

コロナ禍では大きなピンチを迎えましたが、今は来場者も徐々に回復している様子です。

個人的には、ひらパーのサイズ感が好きです。大きすぎず小さくもない。

そして、小さな子供から大人まで、老若男女がそれぞれのペースで楽しめる遊園地。そこがとてもいいところです。

ひらパーは京阪神に住む人々の憩いの場であり、思い出の場。これからも長く長く存在し続けてほしいものです。


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