世界の植物を楽しめる場所!
鶴見緑地にある「咲くやこの花館」はご存知でしょうか?
今から34年前に開催されたEXPO’90のメインパビリオンの一つで、世界の植物が楽しめる日本最大級の温室です。
熱帯雨林や乾燥地など大きく4つの部屋があり、それぞれの気候で咲く花や草木を味わいえます。
先日、家族で久しぶりに行ってみました。
今は虫を食べる植物展というイベントが開催されており、これがなかなか興味深いものでした。
ネペンテスという食虫植物は、長さ10〜20センチほどの細長い壺のような形の植物で、てっぺんが開いていて、虫を誘き出します。虫がその中に入ると消化液で溶かして養分にするのです!
もちろん、植物なので土から栄養分を補給できるのですが、栄養分の少ない場所であっても、昆虫などから栄養を接種する事ができ、自生できるというスグレモノなんです。
また、同じ食虫植物の「ハエトリソウ」は有名ですね。スーパーマリオにでてきそうな形をした植物で、普段はトゲトゲした葉が開いていますが、葉と葉の間に虫がとまると、葉が閉じていき虫を捕獲。そこから栄養分を吸収します。
ハエトリソウという名前通り、ハエを捕獲するのか?と思いますが、実のところ、ハエは捕獲する虫の2%に過ぎないようで、、、なんとも言えないオチがついておりました。
熱帯雨林の部屋は、特にこの時期には熱くて湿気が多くて身体にこたえますが、山岳エリアは20℃にまで調整しているので、最高の涼しさを味わえました。
記念にハエトリソウを購入したので、育ててみようと思います。皆さんもよかったら足を運んでみて下さい。