パナソニックミュージアムの画像

パナソニックミュージアム

地元ネタ

門真市の誇れるもの!といえば、パナソニックの本社がある!ということ。もともとは、「松下電器」として1932年に、門真市に拠点を構え、今年で92年になります。

その本社には、「パナソニックミュージアム」があり、なんと入場料は無料!松下幸之助さんの歴史が学べ、歴代の電化製品が展示されていて、すごく充実した内容になっています。

そして、あまり知られてはいないのですが、このミュージアムの建物は、1933年に竣工した本社社屋を、そっくりそのまま再現しているのです!

これには、松下幸之助さんの強い拘りがあったそうです。

記念館(ミュージアム)の前を通ったことがある方は、不思議に思ったことがあるのではないでしょうか?

建物屋上あたりに、なぜが「舵輪(だりん)」が飾られています。会社を舵取りするという意志の現れで、幸之助さん自ら神戸港まで足を運んで買われたそうです。

また、レンガのデザインも、色が薄いものから濃いものまで、程よくグラデーションがかかっていますが、実は当時のまだ未発達な技術により生じた焼きむらを、忠実に再現したものなんです。

こんな拘りを知るだけでも、ワクワクしますね!

ミュージアムの入り口付近には、幸之助さんが快く出迎えてくれています。

ミュージアムは2つの建物に分かれていて、一つは松下幸之助歴史館、もう一つは、ものづくりイズム館となっています。

歴史館では、幸之助さんの生い立ちから94歳年間の生涯が学べます。驚いたのが、和歌山県の裕福な家庭に生まれながら、4歳の時に父が米相場に失敗したため、生活が一転し、なんと9歳で学校を中退、すぐに丁稚奉公を始めたとありました。小学4年生から働きに出るなんて、想像できませんね。

それから船場で商いを学び、電気の仕事に憧れ、大阪電燈(今の関西電力)に入社。22歳で独立し、誰もが知る世界的な電機メーカーパナソニックが誕生していくわけです。

経営の神様と言われるだけあり、幸之助さんの言葉は行動とともにあり、とても心に響きます。

もっとも印象的な言葉は、有名ですが、弱みを強みに変えるこんな言葉です。

「貧しいから必死になって働くことができた。学歴がないから、商売の中で出会うすべての人、すべての出来事から学ぼうという気持ちになった。体が弱かったから、無理しないで人に任せた。その結果、人を育てることができた。」

人柄と生き方がギュッと凝縮されていますね!


ものづくりイズム館では、懐かしい電化製品が山のように置いてあります。

個人的に、私にとって大切な商品も展示していました。
CDラジカセ「コブラトップ」。展示はRX-GT75ですが、私はRX-GT99を中学、高校時代に使っていました。



当時はCDの全盛期!学生時代はギターにハマり、このラジカセで音楽を流しながらギターの練習をしていました。このラジカセ、本当に音がよかったなぁ。青春そのものです。

(大人になってからドラムも練習してました。ドラム教室も近々始めたいと思ってます!)

今回は、門真の誇りの一つであるパナソニックにある、ミュージアムを紹介させてもらいましたが、是非一度、足を運んでもらえると嬉しく思います。


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