インフレと年金と増やし方と・・・
我々の公的年金の財源をしっかり確保するため、年金原資を運用している「年金積立金管理運用独立行政法人GPIF」。
2023年の7月〜9月の運用実績は6832億円の赤字という新聞記事がありましたが、2001年の運用開始から約22年の累積収益額は126兆円強。年率3.91%だから、まずまずの運用成果が出てますね!
ちなみに126兆円が毎年3%運用されると、24年後に、4%運用だと18年後に倍の250兆円になります。
複利効果は長期になれば大きな利をもたらすので、やっぱり長期で運用するということが大切です。
ちなみに、これからも日本の物価上昇率は3%以上が続いてます。エネルギーや食料の問題、気候変動によるインフレ率は加速すると思われます。
先日、アメリカに行った知り合いが面白いものを見せてくれました。
アメリカのラーメン・一風堂のレシートです。
ラーメン
餃子1人前
キリンビールを注文。
支払った金額はいくらだったでしょうか?
日本だと2,000円あれば足りそうですが・・・。
答えは、なんと9,603円です。
(ラーメン24$、餃子14$、ビール11$、チップ20%)
驚きの価格ですが、これが現実なんですね。
日本もこれからはインフレ時代が長く続くと考えられます。
今年から新NISAがスタートし、本格的な資産運用の時代に入るということでしょう!
1999年にアメリカの個人資産は合計3500兆円でした。これが2022年では、なんと1京5000兆円。「京」の時代に突入です!
日本は同1999年の国民資産は1400兆円。2022年では2000兆円。
これは、アメリカが国民皆保険制度が無い国ゆえに、401K(iDeCo)で資産形成をした結果、これだけの資産規模になったということです。
もちろん、インフレや円安も影響してますが。
私の同級生は45歳前後ですが、65歳以降を考えると、長期運用が本当に大切な一つの手段になりそうです!
もし、長生きができたら、常にお金の心配をして生きるより、少しでも安心ができるような準備をできた方がいいですね!
インフレと年金と増やし方。
本格的に勉強が必要な時代です。