
賃貸の年末大掃除はどこまで?退去時に差が出る場所とやってはいけない掃除

年末が近づき、そろそろ大掃除の計画を立て始める方も多いのではないでしょうか。
賃貸物件にお住まいの場合、大掃除は気持ちよく新年を迎えるためだけでなく、退去時の原状回復の負担を抑えることにもつながります。
一方で、掃除の方法を間違えると、設備や床に傷をつけてしまうこともあります。
そこで今回は、賃貸物件の大掃除で押さえておきたい基本ルールと、優先したい場所、やってはいけないNG掃除について解説します。
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賃貸の大掃除で押さえておきたい基本ルール
賃貸物件の大掃除は、持ち家の掃除と少し考え方が異なります。
部屋や設備は大家さん(貸主)から借りているものなので、「きれいにすること」と同じくらい「傷つけないこと」が大切です。
退去時に借主が負担するのは「通常の使用を超えた傷や汚れ」
2020年4月に施行された改正民法(第621条)では、借主は退去時に原状回復の義務を負う一方で、通常の使用による損耗や経年変化はその対象外であることが明記されました。
つまり、日常的な掃除を怠ったことで広がった汚れや、誤った掃除方法でつけてしまった傷は、借主の負担になる可能性があるということです。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」でも、負担区分の考え方が示されていますので、あわせて参考にしてください。
契約書と設備の取扱説明書を先に確認する
物件によっては、床のワックスがけやエアコンの分解洗浄などについて、契約書や入居のしおりで取り決めがある場合があります。
大掃除を始める前に一度目を通しておくと、思わぬトラブルを防げます。
年末の大掃除で優先したい場所
限られた時間で大掃除をするなら、汚れをため込むと落としにくくなり、退去時の印象にも影響しやすい場所から手をつけるのがおすすめです。
キッチン・換気扇まわり
コンロまわりや換気扇の油汚れは、時間がたつほど固まって落ちにくくなります。
換気扇は、取扱説明書で取り外してよい部品を確認し、フィルターやファンなど外せる範囲だけを洗いましょう。無理に分解すると故障の原因になります。
浴室・洗面所・トイレなどの水まわり
水まわりは、水垢・石けんカス・カビが発生しやすい場所です。
とくに浴室のゴムパッキンや天井のカビは放置すると根を張り、落としにくくなります。掃除のあとは換気をして、しっかり乾燥させることも大切です。
窓・サッシ・網戸
冬は結露が発生しやすく、窓まわりのカビや、サッシのレール部分の汚れがたまりやすい季節です。
結露はこまめに拭き取り、サッシの溝はブラシで砂ぼこりをかき出してから拭くと、きれいに仕上がります。
エアコンのフィルター
エアコンのフィルターは、借主が自分で掃除できる代表的な部分です。ほこりがたまると冷暖房の効きが悪くなるため、暖房を使い始める前に掃除しておくと安心です。
一方、エアコンが物件の設備として備え付けられている場合、内部の分解洗浄を業者に依頼する前に、管理会社へ確認しておくとスムーズです。
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賃貸でやってはいけないNG掃除
よかれと思ってした掃除が、かえって設備を傷めてしまうことがあります。次のような掃除方法には注意しましょう。
NG①塩素系と酸性タイプの洗剤を混ぜる
塩素系の洗剤と酸性タイプの洗剤が混ざると、有毒なガスが発生するおそれがあります。製品に「まぜるな危険」と表示されているものは、同時に使ったり、続けて使ったりしないよう注意し、使用中は換気を徹底してください。
NG②研磨剤やメラミンスポンジでこすりすぎる
メラミンスポンジや研磨剤入りの洗剤は汚れがよく落ちる反面、表面のコーティングや塗装を削ってしまうことがあります。
浴槽やキッチンの天板、フローリングなどでは、目立たない場所で試してから使うようにしましょう。
NG③フローリングに大量の水を使う・自己判断でワックスをかける
フローリングに水を多く含ませた雑巾を使うと、継ぎ目から水がしみ込み、反りや変色の原因になることがあります。
また、床材によってはワックスが使えないものもあります。ワックスがけをしたい場合は、事前に管理会社へ確認しておくと安心です。
NG④壁紙を強くこする
壁紙の汚れを強くこすると、表面がけば立ったり、色落ちしたりすることがあります。
まずは乾いた布やほこり取りで軽く拭き、落ちない汚れは壁紙の種類に合った方法で少しずつ落としましょう。
大掃除で不具合を見つけたら早めに管理会社へ
大掃除をしていると、普段は気づかない設備の不具合を見つけることがあります。
たとえば、水まわりの水漏れや換気扇の異音、窓の建て付けの悪さなどです。
設備の不具合を放置して被害が広がると、借主の負担を問われることもあります。気になる点を見つけたら、自分で直そうとせず、早めに管理会社や大家さんへ連絡しましょう。
連絡する際は、不具合の状態がわかる写真を撮っておくと、説明がスムーズです。
まとめ
賃貸物件の大掃除では、「きれいにすること」と同時に「傷つけないこと」を意識することが大切です。
キッチンや水まわり、窓まわりなど汚れがたまりやすい場所を優先し、設備を傷める掃除方法は避けましょう。
日頃からこまめに掃除をしておくことが、退去時の原状回復をめぐるトラブルを防ぐことにもつながります。
ハウスコムFC門真浜町店では、門真市・守口市を中心にお部屋探しのご相談を承っております。
住み替えをお考えの方や、賃貸のお住まいについて気になることがある方は、お気軽にご相談ください。
所在地:大阪府門真市浜町27-6(京阪本線「古川橋」駅 徒歩14分)
電話:06-6780-9637/営業時間:10:00~20:00(定休日:年末年始)
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