何歳まで働きたいですか?
二十四節気では「雨水」に入りました。字のごとく雨が続く予報です。暦とは本当にすごいものですね。
さて、2月19日の日本経済新聞の記事で、大変興味深い記事がありました。
郵送による1607件の世論調査で、「何歳まで働くか」という質問に対して、70歳以降も働くと回答した人が39%もいたというのです。
これは、2018年から毎年行ってきた調査の中で最多のようです。
詳細は70〜74歳が21%、75歳以上は18%で、その理由の最も多かったのは、「生活資金などの経済面の不安」、次に多かったのは「健康維持」でした。ちなみに平均値は68.4歳で、一般的に公的年金受給時の65歳を上回っていました。
人生が長くなり、少子高齢化やインフレなど時代背景が、経済面の不安を後押ししていると言えます。
また、長く仕事ができるように「学び直し」の意欲も高まっています。長く働くための技能向上は大変重要ですし、これから自分は何が出来るのか?という問いに直面することも増えると思います。
長く働くこと以外、将来の生活に必要なお金の問題に備えて、どのような取り組みをしているか?の回答には、
1位が「預貯金」で61%、2位は「保険や個人年金への加入」で33%、「投資信託や株式などリスク商品」は22%でした。
これからの人生、何歳まで働き、どよように資産を準備するのか、これは我々にとって直面する大きな課題ではないでしょうか。
しかし、不安という不確実なものにとらわれ、恐怖を克服するためにひたすら働き、来るべき時のために蓄えるだけの人生では、今を楽しめません。
今しか出来ない経験に投資するこも大切です。
そのためには、やはりそれぞれの生き方にあったライフプラン(人生設計)が益々必要になると思います。
今もちゃんと楽しめ、そして未来はもっとワクワクできる人生。そんな生き方が出来たらいいですね。
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