何歳まで生きたいですか
テクノロジーの進化によって、人間の寿命はどこまで伸ばすことが出来るのか?ブライアン・ジョンソンというアメリカの起業家が、フィンテック企業を8億ドル(約1200億円)で売却し、その財産を注ぎ込んで、「加齢」を止めるという試みはじめました。
ブライアン氏の1日はこんな感じです。
朝5時に起床。約2時間半をかけて運動。
食事は午前中のみで、豆類などが中心。
1日1970キロカロリー以上は摂取せず、
毎日100錠を超えるサプリメントで補う。
赤外線や赤色光を浴び、
肌の手入れもかかせない。
そして自分にこう言い聞かせます。
「Don't die(死なない)」。
私には理解しがたい毎日を送っていますが、ブライアン氏は、年に200万ドル(約3億円)をつぎ込み、自らを実験台に不老不死のプロジェクトを進め、46歳の体を18歳の頃に若返らせようと奮闘中だそうです。
たった一人で挑んでいるのではなく、30人を超える医療チームが協力し、常に内蔵や血管、皮膚の劣化を調べ、老化を24%遅らせることに成功しているというからすごいものですね。
歴史を振り返ると、19世紀では人類の寿命は30歳前後でした。これは、多くの人が30歳前後で亡くなっていたのではなく、赤ちゃんの死亡率が圧倒的に高かったからです。
それから、医療や衛生環境、食べ物などの向上で、今では人生100年時代と言われるまでになりました。
人間の限界寿命は、120歳と言われていますが、技術が追いつくと、250歳を目指せるまで来ているそうです。
一日でも長く生きたいというのは、生まれてきた人間の性ではありますが、人間の欲望は果てしないもの。
寿命が延びたら、少しでも若くいられる時間が長かったら、何をしようかな?
ブライアン氏のように寿命を延ばすためにストイックな生活が出来るだろうか。
皆さんはどうでしょうか。