兆し(きざし)とは!?
日本には、【兆】~きざし~という言葉がありますね。
人生で起こる様々な出来事のはじまりには、この兆しがあると言われています。
例えば、健康を害してしまうにも、食生活や運動不足などの要因がありますし、夫婦の仲についても、急に不仲になるわけではなく、不満が少しずつたまっていく「兆し」があるわけですね。
その兆しに気付かない、あるいはただ見ているがなにもしない人が実は多いのです。見ているだけだと、兆しに目がついて【眺】。これはながめ~ているだけです。
そして、わかっているのに考えないようにする。それは【逃】で、にげるです。
そうすると、取り返しのつかないとこにいってしまう。
では、兆しをキャッチしたら、どうすべきか?これは手偏がついて【挑】。すなわち自身で挑む、挑戦するのです!これには勇気がひつようですが、これしかありません。
挑戦し続けることは、【誂】で、あつらえると読みます。即ち、オーダーメイドでその人にしかない個人的な挑戦になるということです。
人生とは極めて個別的なもだと思います。個人的な兆しに、個人で挑むしか自分の人生を幸福にはできないということですね。
周りの支えはいりますが、何かにすがる、団体に所属する、繋がりをもつ。そう言ったことでは、真の幸福は得られないということを改めて教わりました。
しかし、日本語とはうまく出来ていますね!
様々な、極めて個別的な兆しに気づいては、逃げないて挑んでいく。人生、チャレンジ!というお話でした。