リスクマネジメントを考える
今日は「リスクマネジメント」のお話をさせていただきます。
リスクマネジメントとは、想定されるリスクを管理し、損失を回避もしくは究極まで低減させる取り組みをいいます。
リスクを0に出来ればいいのですが、どんなに気をつけてシステムを作っても、無くなることはありません。
そのため、いかにリスクがこないよう、回避させるかが大切になります。その回避システムを、リスクコントロールといいます。
例えば、毎年、川遊びで水難事故が一定数起こっていますよね。では水難事故が起こらないようにするためにはどうすればいいか?と考えたときに、はじめから川遊びに行かないという選択があります。
簡単にいうと、これがリスクコントロールになります。
しかし、暑くなれば川遊びはしたいものですね。そこで、ハインリッヒの法則をちゃんと抑えておくといいですね。
この法則は、重大事故が起きる前には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常がある、というものです。
重大事故の周りには、ヒヤリとするようなことが300ほど起こっている。
ハインリッヒの法則に基づいて言えば、一度のヒヤリは重大事故への300分の1(1/300)ですから、逆に、ヒヤリを軽んじることがなければ、危険を遠ざけることができる、ということですね。逆にヒヤリとするようなことを軽んじていると、300回目には大事故が起こるということですから。
しっかりリスクを考えた行動「リスクマネジメント」は、自分や大切な人を守ることとなります。
これから暑くなる季節。ステキな毎日を送れるよう、リスクを考えた行動で、愉しんで参りましょう。