『予測は出来ないが◯◯はできる!』
最近、経済的にも地球規模でも、2025年というのは危機の1年であると、SNSを中心にまことしやかに囁かれていますね。
近年の経済危機といえば、2008年のリーマン・ショックがありました。
あれから16年。その経済危機が再び囁かれる理由の一つとして、世界の投資家、ウォーレン・バフェット氏のマネーポジションが挙げられています。
現在、ウォーレン・バフェット氏の現金ポジョンに着目すると、全資産の約50%(日本円で5000兆円)となっています。世界の投資家が、なんと資産の半分を現金で持っている。この現金の保有割合は、ここ近年のピークに達しています。
過去、彼のマネーポジションの現金割合がピークに達するとき、何度か株の暴落が起こっていました。リーマンショックもその一つでした。
そんなウォーレン・バフェット氏がこのような言葉でもって、警笛をならしてくれています。
『今は従来の常識が必要と考える額をはるかに超える現金と米国債を保有している。2008年のパニック時、私たちは、経済が麻痺すると予測はしていなかったが、そのための備えは常にしていた。』
ここで着目したい言葉は、
"予測はできないが準備はできる"
という点です。
これはあらゆる面で言えることだと思います。
災害の予測はできないが準備(備え)はできる。
病気の予測はできないが準備(保険など)はできる。
セカンドライフの予測はできないが準備(お金や仕事、健康に気をつけること)はできる。
何が起きても本当におかしくない状況ではありますが、大切なことは無意味な不安に陥るのではなく、準備はできる範囲でやっておくことでしょう。それが、これから生き生きと活動するため、働くため、楽しむための基礎・土台だと思います。
予測は出来ないが準備はできる。
この言葉を肝に銘じ、また実際に行動を伴って、安心・安全に過ごしてまいりましょう。