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象も名前で呼び合っている!?

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有馬 尚幸

筆者 有馬 尚幸

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先日の日経新聞に、思わず目を引くような、とても興味深い記事が掲載させていました。タイトルは、【象も名前で呼び合う】。

アメリカの動物学者らの研究によって、象がお互いを名前で呼び合っている可能性があることが分かったようです。

アフリカのケニアで象を観察していた研究者の一人、パルドー氏は、象のある特徴に気付きました。

それは、集団で歩いている象のうち一頭が鳴き声を上げても、大半の象は無反応なのに、一頭だけが反応していたのです。もしかすると、象が名前を呼んで、メッセージを送っているかもしれない。そのようなインスピレーションが湧いたそうです。

『名前で呼び合っているのではないか?』そんな仮説を検証し、8人の研究者による研究結果が今年6月、英科学誌『ネイチャー』の姉妹誌、『ネイチャー・エコロジー・エボリューション』で発表されました。

もともと象には、『ランブル音』という種類の鳴き声があります。このランブル音は、移動する方向を集団に呼びかけるためなどに使われています。

今回はAIを使って、象のさまざまな鳴き声のパターンを分析。特定の象に呼びかけているのではなく、ランブル音のように、ある条件にあてはまる複数の象に呼びかけている場合は、名前を呼んでいるとは言えません。

さて、象が親に呼びかけている場合と、子に呼びかける場合、兄弟の象の年上に呼びかける場合と年下に呼びかける場合など、条件の似た象それぞれに対する鳴き声を調べた結果、なんと、特定の象への呼びかけには類似点があることがわかりました。そうです!名前を呼んでいる可能性があったのです。

付随してこのような事もあきらかになりました。

呼びかけの対象が近くにいると名前で呼ぶ必要がありません。近い象を呼ぶときには、どの象を呼ぶ場合でも鳴き声に変化は有りませんでした。しかし、距離が遠い象には、名前の呼びかけがより多く見られたのです。

さらに、大人の象が子供の象を呼ぶ場合に、名前をより使っていることも判明したという!

イルカやオウムは、名前に近いもので呼び合っているとこは有名ですが、象もそれぞれに呼び名があるとなると、面白いですね!

しかし、もし象それぞれに名前があるなら、どうやってこの象は◯◯ね!って付けるんでしょうね。人間のように名前の概念がなくても、呼び方に変化をつけて、象の個々を判別するのだから、とてつもなくコミュニケーションの力が発達しているんでしょう!

AIを駆使して、動物の鳴き声が一体何を表しているのか顕になる!みたいな未来は、そう遠くないかもしれませんね。

実に愉快で面白い記事でした。


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