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紅葉の石山寺へ!

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小春日和の暖かい日、源氏物語、紫式部のゆかりの地でもある、滋賀県の「石山寺」まで行って参りました。

ちょうど紅葉のピークを迎え、もみじがとても赤々と色づき、本当に美しい景色でした。

今年の大河ドラマ「光る君へ」の主役が紫式部とあって、また、石山寺も数回ほど舞台になったので、朝から観光客の多さにびっくりしました。

石山寺とは字のごとく「石の山」。境内へ上がっていく途中に、岩山がそびえ立っていますが、これは天然記念物の硅灰石というもので、世界的にも非常に珍しいものだそうです。マグマが噴き出したままの姿とその向こうに本堂があるという、なんとも言えない独特なお寺でした。

歴史を遡ること東大寺の大仏建立の時、祈願がなされた石山の地はとても神聖なものとされていました。

747年に建立という歴史をもつ石山寺は、平安時代には貴族たちの間で、石山詣が流行します。紫式部もこの石山寺に参り、そこから「源氏物語」の着想を得たといいますから、それが本当であれば、あの世界的な歴史書物を生み出した地とも言えますね。

他には、清少納言、和泉式部、「蜻蛉日記」を書いた藤原道綱の母、「更級日記」の菅原孝標なども、石山寺の事を日記に書き留めるなど、当時の石山寺人気が垣間見えますね。

江戸時代まで戻ること、かの松尾芭蕉もこの地を気に入り、仮住まいをして多くの句を書いたそうです。

何より、この石山寺の境内の空気の良さには驚きました。
自然の空気をたくさん吸って、美しい景色と紅葉を味わい、エネルギーが漲りました。

今週末頃までが見頃かと思います。
よろしければ朝早い時間から行ってみてください。


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